不動産を査定する

売却したい不動産を査定する際のポイント

現在所有している不動産を何らかの理由で売却したいと考えているという方は多いと思います。しかし、物件の売却というものはほとんどの人にとって初めての事です。そのため、どのように進めていけばよいかわからないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

たしかに、物件を売るというのは人生の中でも非常に重要なものであり、失敗しないようにしなければなりません。そこで今回は、不動産を売る際にもっとも重要な部分で、その後の成功もかかっている建物の価格の査定について取り上げたいと思います。査定によってその建物価格が決まりますので、是非査定を成功させましょう。

不動産価格の基本

まずは査定するにあたって不動産価格というものの基本的な考え方を確認しておく必要があります。

・同一の不動産は存在しない

物件というものはどれ一つとして全く同じものは存在しません。

同じ地域にある土地であっても、土地の形状や面積、方位、そして接している道路の状態などによって、査定価格は大きく変わります。また、同じ棟のアパートであっても階数や間取り、部屋の方位、そして管理状況などによっても査定価格は変わってきます。

このように売却したい部権の価格を判断したい場合には、立地条件や物件それ自体の特徴を踏まえた上で。物件ごとに判断する必要があります。

・不動産価格は取引時点も影響する

不動産市場においても、全体的な相場の変化が存在します。そのため、時期が変化すれば査定価格も変化します。

物件の価格を判断する際には、市場全体の動きも踏まえた上で、取引時点も考慮に入れる必要があります。

・最後には売り手と買い手の合意が重要

物件の売買というものはスーパーなどにおける買い物のように、提示されている金額に対して買うか買わないかというような、二者択一によって成立するものではありません。

売り手と買い手のそれぞれが個別に希望条件を提示してそれらを調整して、合意に至った時に初めて価格が決まります。

不動産価格は個別の小さな取引ごとに決定されますので、その値段を客観的なデータのみを使って完全に把握することができません。物件の売却で後悔しないためには、専門家や書籍などからできるだけ多くの情報を集めて価格に関して自分なりの考えを持っておくことが大切です。

また、最終的に取引することになる相手と誠実に話しあうことによって、自分自身もなった納得した上で取引することが大切です。

不動作価格の評価方法を知る

不動産を売却するために価格を評価することを一般的に価格査定と言いますが、それにはさまざまな手段があります。

・取引事例比較法とは

一般的な土地やマンションなどの価格査定では取引事例比較法が主流です。これは売却しようとしている対象不動産の周囲にある、似たような不動産の取引事例を参考にして価格を決める方法です。

まず、対象不動産と取引事例として使用する不動産を比較して、取引事例などの価格を基本として対象不動産のだいたいの価格水準を評価します。

そしてその上で、取引時点の違いなどから市場全体の同校を考慮した上で、時点修正と言われる一定の調整を行います。

・取引事例との比較

取引事例として使用する物件と対象物件の個別制を比べます。そして、その各比較項目において対象不動産が取引事例となる物件と比べて優れているのか、劣っているのかで取引事例となる物件の価格を調整して、だいたいの価格を評価します。

・時点修正

取引事例となる物件と対象不動産の取引時点の違いを比較します。取引事例の物件の取引時点における市場相場よりも現在のほうが上がっているのか、下がっているのかということを検討して、売却する価格に反映させます。

・その他の留意事項

対象不動産の各査定は取引事例比較法によって決定されたものだけではありません。その他のさまざまな要因も考慮したうえで、最終的な価格査定をしなければなりません。価格査定にあたっては、不動産会社といった専門家のいるとことへ相談してみるのもよいかと思われます。

まとめ

売りたい不動産の販売価格を決定するにあたって、価格査定というものはもっとも大切な部分の一つです。価格査定の結果によって、その後の売却価格が数百万円も変動することがあるからです。

そのため、物件を売却するとなれば、価格査定に最も力を入れ、少しでも高く値段が評価されるように努力する必要があります。

また、価格査定を会社に依頼する際にも、一社だけに依頼するのではなく、複数の会社に依頼するのも有効な手段です。会社によって不動産の評価額の算定方法に若干の違いがあるだけではなく、場合によっては300万円も違っているということもあります。

不動産の売却というものは、ほとんどの方にとって初めてのことであるだけでなく、最初からそれなりの知識を身につけているという方もめったにおりません。そのため、現在ではさまざまな初心者のためのサービスが存在しますので、上記のことも踏まえて安心して売却に臨んでください。