インターネットで調べると、「不動産をうるなら一括査定サイト」などの表示がありますよね。
これは一体どのようなサイトなのでしょうか。
また、査定する際どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。
土地、物件を売ろうと思っている方必見です!
不動産一括査定サイトメリット
物件や土地を売ろうとする時、ネットで検索すると一番上に表示されるのが不動産一括査定サイトですよね。
これはどのようなサイトなのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
まず、一括査定のサイトは不動産売却を考えている人にとって、メリットが非常にあるサービスです。
しかし、デメリットもあります。知らないまま利用してしまうと危険です。
一括査定サイトは売りたいと思っている不動産情報、個人情報を入れるとオススメな不動産会社が自動的にマッチングします。
このサイトは不動産会社より1紹介料いくら、と報酬を貰っているので相場を知るには完全無料でできるのです。
メリットとしては、
・申し込みの手間が少ない
・複数の会社と比べることができる
が挙げられます。
一括サイトを使わない場合、それぞれの不動産会社に情報をいちいち伝える必要があります。
しかし、このサイトを利用すると2ステップで査定ができちゃいます。
続いて、いくつかの会社と比べることができるので売却予定の物件が得意な会社が見つけられたり、適正価格が分かったりします。
ひとつの会社しか登録しない場合、自分の物件や土地の市場価値がわからないので少ない値段での買取なども全然ありえます。
複数と比べましょう。
デメリット
続いてデメリットについて見てみましょう。
大きく分けて3つあります。
・一括査定にない会社には申し込めない
・評判の悪い会社に当たる可能性もある
・営業電話がかかってくる
があげられます。
地域密着型の会社は一括査定サイトに入っていない可能性があります。
もし最初から信頼しているところがある場合は直接そこに依頼するといいです。
また、一括査定サイトは多く情報を売れば売るほど儲かるため、なるべく多くの情報を渡します。
その場合は悪質な不動産会社に渡るある可能性があります。
また、一括サイトを利用する際は、一番高く売れる不動産会社を選んでしまうかもしれませんが、あくまでも予想金額です。
あまりにも市場価格とかけ離れている金額をていじする会社には要注意です。
逆に低く見積もっている会社ではより現実的な金額を提示する可能性も有ります。
不動産の買い取り
以上、不動産の一括査定サイトについてみました。
これは不動産買取のサイトでした。
しかし不動産には買取と仲介があるのです。
買取とは、その物件を直接買い取ります。
簡単に言うと不動産会社が買います。
しかし仲介の場合は買い取る人を探してくれます。
いわゆる買い取りは個人です。
それぞれこちらもメリット・デメリットがあります。
また買取にも「即時買取」と「買取保証」があります。
即時買取とは不動産会社がすぐに買い取ってくれることです。
一方買取保証は一定期間を設けてそれでも売れなかったら買取会社が買い取るシステムです。
即時買取にくらべて高く売れる可能性があります。
しかし即時買取はすぐに現金として貰えます。
また、不動産売却には貸し担保責任があります。
これは、物件売却後1年以内に欠陥があった場合、売り主が修復の負担をするというルールです。
しかし、買取を活用するとこの責任を業者に移ることが出来ます。
もし自分の物件に自身がない場合はこれを使うと言いでしょう。
時々100万円を越える修復などもあるので有効に活用できると言いですよね。
また買取の場合は物件の内見は不動産会社だけです。
不動産は一生に数度しかしない大きな買い物です。
仲介の場合は何度も内見をする人が多いです。
非常にストレスになり、時間もかかります。
また、仲介の場合は不動産会社に仲介手数料を払う必要があります。
成約価格×3%+6万円です。
しかし買取は仲介に入らないので、払わなくてすみます。
例えば3000万円の建物を売却する場合、仲介手数料の上限が96万円になります。
大きな買い物ですので、仲介料も高いですよね。
このままでは、買取でも良いのかなと思っていませんか。
しかし買取の相場は仲介の70~80%程度です。
例えば、2000万円で売れる物件、土地が買取では1400万円~1600万円になります。
しかし上で紹介したように一括で値段の見積もりができるサービスを利用してなるべく高く売れるようにもできます。
まとめ
「今ある物件、土地を売りたい」と思っている方、仲介にするのか、買取してもらうのか迷いますよね。
なるべく高い値段で売る場合は仲介してもらい、個人に売却するのが手っ取り早いです。
しかし、長い場合では半年以上かかり、内見なども多いので長期戦になります。
一方買取ではすぐに現金化できるところもあります。
手間が省ける一方買取値段も減ってしまいます。
どちらのほうがいいのか、自分にあった方法で売却するといいでしょう。